CriNavi_OR 機能分割提供による診療材料登録支援
2021年 都立病院 手術部門の麻酔記録システムへの診療材料登録機能の提供
- CriNavi_OR
・手術室での記録業務を麻酔記録システムに一本化したい
・麻酔記録システムに診療材料記録機能を有していない
・診療材料の記録が保険名称となっており、製品を特定した記録が取れていない
改善
・CriNavi_OR診療材料登録機能の提供
・麻酔記録システム内の一機能として実装
・院内物流システムとの診療材料マスタ共有
手術部では電子カルテの手術機能や生体モニターと連動する麻酔チャートや看護記録を有する麻酔記録システムを採用しました。時間情報や手技、薬品の使用記録などの機能は有しておりましたが、診療材料登録機能については性能が不十分でした。
弊社は物流システム(CriNavi_PRO)も保有しており、手術室支援システム(CriNavi_OR)においてもそのノウハウを活かし、JANコードやGS-128(EANコード)を始め、病院独自コードにも対応出来る診療材料登録機能を有しております。
今回は麻酔記録システムの一部として、その診療材料登録機能を提供致しました。
当病院では、手術の記録業務については麻酔記録システムに集約することになりました。そこで麻酔記録システム側に診療材料登録機能のボタンを設置し、弊社システムを呼び出す方式を取らせて頂きました。合わせてこれまでは保険名称での手入力していた診療材料の使用記録を、院内物流システムとマスタ同期・共有を行い、物流システムで使用されている物品シールをバーコードで読込みが出来るようにしました。
これにより手術の記録業務については麻酔記録システムに集約することを実現しました。